真空管オーディオフェア その32015年10月11日

汎用小型スピーカーボックス
小型のスピーカーボックスで後面にバスレフポートがあり、結構低音の量感もある。取り付けバッフルを変えることで口径の違うものが付けられる。組み立ても簡単でちょっと興味をそそられます。横にちょっと写っている小型アンプ用のスタンドも可愛らしい。
奥に見える同じメーカーのカートリッジ収納用の回転スタンドは遊び心のある製品です。「切れ込みを入れたアルミパイプにシェルを収納するので自作は可能ですよ。」とメーカーの方が言っていました。商売する気あるのかな?

真空管オーディオフェア その42015年10月11日

KT-88PPパワーアンプとプリアンプ MACTONE
左側のMACTONEのKT-88PPアンプ120Wの大出力!!MACTONEは、東京の杉並区にある真空管アンプメーカーです。いつも質実剛健なデザインは、社長が自らデザインしているためでしょうか。ファンは多いようですが、個人的には?です。
その他、シャーシから青色LEDで照らしブルーに光る真空管のアンプやウッドパネルを使ってイタリアのユニゾン・リサーチ社のアンプそっくりな仕上がりの中国製アンプ(コピー?)がありました。外観は良いけど内部の配線は。。。。。空中配線が多いですね。

真空管オーディオフェア その52015年10月12日

ウェスタンエレクトリックのビンテージ線
昨日に続いて、損保会館へちょっと出かけました。昨日の半分以下と来場者が少ないですね。おかげでゆっくり試聴できましたが、爆音ではありませんが、相変わらず音量が大きいため、耳が痛くなりました。
毎年感じることですが、音楽ソースの質が低いですね、メーカーこそ音楽的に演奏・録音とも質の高いソースを持って欲しいと思います。残念ながら高音質オーディオ用というソースで、演奏・録音ともに良いものに出会ったことがありません。来年は、ソースを持参するか。。。
バザールも空いていたのでゆっくり買い物ができ、ウェスタンエレクトリックのビンテージ線を2種類ほど購入しました。さて、何処に使おうか。

SIEMENSの真空管6L6G2015年10月12日

SIEMENS 6L6G
昼食後、神田損保会館から秋葉原へ。SIEMENSの真空管6L6Gのペア、今時これは珍しいです。元箱付きであるのも良いですね。Miniでつかえるので、迷わずゲット❗

真空管アンプ Mini 6L6シングル2015年10月15日

自作の6L6シングルアンプ
自作の6L6シングルアンプで出力は1.5W・1.5Wと小さいです。設置面積はジャストB5サイズです。入力は、2回路でボリューム付きです。これは、美音技研の製品でキット化を考えていたものを社長(友人)から部品を分けていただき、自作したアンプです。
この子は、6L6の他に6K6、6F6、6V6、KT66、EL-34(使えるように配線を変更)と何でも使えます。初段は、12AX7ですが、12AU7、12AT7などでも使えます。
何を差し替えて使おうか。悩みは尽きないですね。今使っている珠は、フランス製の6L6GCです。

EL-34PP真空管パワーアンプ2015年10月17日

EL-34PPアンプ
主に使っている真空管アンプです。EL-34(6CA7)を2本ペアーで使うPP(プッシュプル)回路です。5極管のEL-34を3極管接続で使い、A級領域を増やした回路にしています。
出力は、10W弱/chですが、7WくらいまでがA級増幅です。5極管接続でA級を減らせば、出力は倍くらいになります。初段と中段は、12AY7(珍しい球)か12AT7が使えます。今は、旧チェコスロバキア・テスラ社のEL-34とジーメンスの12AT7を使っています。設置面積はジャストA4サイズです。
真空管アンプというと、柔らかくゆったりとした音をイメージする方が多いですが、このアンプは違います。現代的で、反応が速い鮮烈な音です。ブラインドで聴いたら真空管アンプとは分らないと思います。
元々美音技研(社長は友人)という会社の試作品を譲り受けたものです。元々7591のPPだったアンプをピン配置の違うEL-34用に直しました。その際に、定数も変え動作を変更しています。さらに、電源コードをインレットにして、電源コードも変えられるようにしました。今年になって真空管の間にある入力端子をスピーカー端子付近に並列で増やして使い勝手を良くしました。
A級動作を増やしたためか、よく発熱します。EL-34の表面温度は140℃くらいまで上がり、電源トランスも表面が70℃くらいになるので、夏はとにかく熱い!!
冬は、暖房代わりになりますが。。。
今はアンプの前に置いた小型扇風機で空冷しながら使っています。熱いのでいっそのことパンチメタルでケースを作り、それに空冷用のファンを付けようかな?とも考えています。
以前は、後ろに写っているSTAX製の完全A級トランジスターアンプを使ってました。これも発熱量が多かったな。でも、良い音でしたね。今でも時々使っています。

プレーヤーのムシ その3 GRACE F-8C2015年10月18日

GRACE F8C
リード線を付ける前のGrace F-8Cです。Cはカスタムを意味しています。Lよりも高音が伸びているように聴こえます。
周波数特性のグラフを見ると帯域の広さは。Lとさほど変わりません。高域が若干持ち上がっているようで、高音にキラキラとした音色が特徴です。音楽ジャンルを問わず小編成の演奏が生き生きとして聴こえます。
これは高域にキラキラとしたキャラクアーを持たせているためです。普通の状態のレコードであれば、0.5gくらいでトレースします。今。ハイドンのピアノ3重奏曲を聴いています。キャラクターが上手く作用しているのでしょうか。音質への不満の前に音楽を聴いてしまいます。
普段は、1.0g〜1.5gもかければ十分です。しばらく冬眠状態だったので、今年は冬眠させずにしばらく使ってみようと思います。顕微鏡で見た針先は、美しかったですね。

夏の日のアンプの出来事2015年10月21日

表面温度計で測定した真空管の温度
夏に真空管アンプは、無謀だ!パワーアンプで使っている真空管の表面温度は140℃近い、ファンで空冷しながら使っていてもこの温度。空冷しないと150℃くらいになります。
アンプそのものの消費電力も大きい、さらにクーラーを使うので、省エネに逆行。でも、音が気に入ってるのでついつい使ってしまいます。冬なら暖房器具の代わりにもなるのですが。。。(今年の夏のある日)

シェルリード線〜小さなオーディオツール32015年10月24日

二重絹巻き純銀線で作ったシェルリード線
二重絹巻き純銀線で作ったシェルリード線です。音質は全体的に細身で、ややクールです。特に低音がタイトで抜けるため、ややハイ上がりに聴こえます。分離の良い音で、細かい部分まで聴こえるため、楽器の音色の違いも良く分ります。
低音寄りのカートリッジの音質を引き締めたいときや音に切れが欲しいときにお勧めです。MM型カートリッジで使うことが多いリード線です。
PCOCC線よりも導線がずっと柔らかいため、カートリッジとシェルの間で線の引き回しは楽にできます。この線材は、オヤイデで入手できますので、当面は安心して作れます。巻いている錦糸が細いため、注意しないと皮膜が溶けてしまうので、ハンダ付の際には注意が必要ですね。

ロッシーニ序曲集 カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー2015年10月25日

ドイツグラモフォン・フランスプレス
レコードの整理とクリーニングをしています。今、クリーニングを終えてかけているLPです。カラヤン指揮ベルリンフィル演奏のロッシーニ序曲集、このような曲を演奏させると上手ですね。でも、心の中に何も残らない。そこが良いのかもしれません。
このレコードは、ドイツグラモフォンのフランスプレス、音もドイツプレスより、フランス風で軽めです。白ワインの味と傾向が似ていますね。