Klines 第3回試聴会〜高円寺EAD Record2019年01月08日

高円寺EADRecord案内図〜JR高円寺駅より南に徒歩2分
Klinesリード線を取り扱いいただいている高円寺EAD Recordで、今年最初のKlinesリード線試聴会(通算第3回)1月13日(日)に開催します。時間は17:00からです。
新発売を予定している極細OFCリード線を3種類をはじめ、新作リード線、純銅製ヘッドシェルリングや試作品ですがスタビライザーの試聴できます。
多数のご参加をお待ちしています。

自作オーバーハングゲージ2019年01月05日

自作オーバーハングゲージ
オーバーハングゲージを作りました。有効長237mm程度のショートアームは、アームの付け根から針先まで50mm前後です。定規の部分を見て測れます。

材料は、プラスチック製定規と下敷きです。必要な長さに切り、穴を開け、接着して完成です。所要時間10分程度で誰でもできます。

チタンオーディオオイルの裏ワザ的な使い方2019年01月04日

裏ワザ的な使い方は、あくまでも自己責任です。
チタンオーディオオイルTi-102(和光テクニカル)は、接点復活・保護剤です。極少量を接点などに塗り、拭き取ることが、使用のコツです。

これをカンチレバーに極微量を塗ると音質が変化し、滑らかな音になります。ダンパーやスタイラスには、塗らないようにします。

この裏ワザ的な使い方は、あくまでも自己責任です。良い子はマネしないでね。

まだまだ現役、1980年代製品2019年01月03日

まだまだ現役で使用している1980年代製品
帯付きジャケットは、日本プレスのレコードだけ、この文化は日本独特です。1983年購入のレコードをかけています。
同じ頃購入したMacintosh SE30は、テキスト作成でまだまだ現役です。
THORENS TD-320も同じ頃、1980年代の製品です。カートリッジも1981年の製品でオーディオテクニカAT31E(針交換できるMC型ですが、すでに生産打ち切り)、リード線は、アクロテック6N線です。
全て現役は、嬉しいですね。これからもずっと使っていきます。

新年明けましておめでとうございます。2019年01月01日

今年最初のLPは、モーツアルトピアノソナタ、イングリット・ヘブラーpf
新年明けましておめでとうございます。
今年の干支は、亥🐗です。猪突猛進でなく、前を向いて着実に進みたいと思います。
地球上のすべての人と生き物に平和とご多幸を祈ります。

ブログ再開とアナログ工房2018年12月31日

THORENS TD-320
アナログ工房の開設を機にブログ再開となりました。徒然なるままに記事を書いていこうと思います。
instagram、Facebook、TwitterなどSNSからもリンクしています。
アナログ工房では、レコード再生関連の製品を一つひとつ手作業で製作しています。リード線・ヘッドシェル用ワッシャー・フォノケーブル・ラインケーブル・レコードスタビライザー・レコード洗浄液・スタイラスクリーナー・デジタルディスク用クリーナーなどすべてハンドメイドです。そのため、大量生産はできませんが、一品一品心を込めて製作しています。
リード線などは、高円寺EADRecordで取り扱っています。また、ヤフオクにも出品しています。ご覧いただければ幸いです。
製品等のお問い合わせは、コメント欄にご記入ください。その際、メールアドレス等をご記入いただければ、折り返しご返事いたします。なお、入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。ご安心ください。

オイレンブルクのスコア2015年11月05日

Dvorak Symponie no.5 Brahms Symponie no.5
古いオイレンブルク(Eulenburg)社のスコアを入手しました。1冊100円(税込)は、安いと思います。最新版ではありませんが、曲が曲なので違いはないと思います。
ドボルザークの交響曲の「新世界より」が、第9番ではなく第5番と表記されています。古いものですね。

レコードの日2015年11月03日

レコードの日
今日、11月3日は、「文化の日」日本全国で文化的なイベントが開催されています。また、今日は、「レコードの日」でもあります。ここ数年LPの新譜が発売され、旧譜の再発売も含め、数が増えていますね。
レコード屋(一時期、死語になりそうでした。)の一つ、タワーレコードでは、イベントを開催しています。興味のある方は覗いてみては、いかがでしょうか。
http://tower.jp/article/feature_item/2015/11/03/0701

こんな記事もあります。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11993176.html

「レコードの日」開催 東洋化成 代表取締役社長 萩原克治氏インタビュー
http://yukan-news.ameba.jp/20151023-69/

続 Decca Classical discography, 1929-20092015年11月02日

sample
Decca Classical discography, 1929-2009のpdfファイル5.4MBをダウンロードして、資料として使っています。
一つ問題があります。pdfファイルを開くため、必要な時にすぐに見られないことです。

パソコンを起動して、ファイルを開き、キーワードを入力し、検索するため、目的の情報に到達するまで時間がかかります。iPadにファイルを入れても同じことで、メリットは持ち運べることです。

一方では紙ベースの方が検索が早いことがわかります。そこで、ファイルを全て印刷しました。片面印刷で1428ページを全て印刷することは、レーザープリンターを使ってもさすがに時間がかかりました。さらに、印刷したページをA4サイズの大きいバスケットに入れ、大型ファイル2冊に綴じ込んで、調べ物などに使えるようにしました。デジタル資料と印刷した資料を併用することで調べる時間が随分短縮され、効率よく調べられます。

Decca Classical discography, 1929-20092015年11月01日

デッカ盤のレーベル
素晴らしい資料です。イギリスデッカ社の1929年から2009年までの全録音が網羅されています。次のURLで閲覧できます。
URL http://www.charm.rhul.ac.uk/discography/decca.html
録音をした地域や国別ごとに録音年月日順に掲載されています。
内容は、曲目・演奏者・録音年月日・ホールやスタジオなどの録音会場・プロデューサー・エンジニア・初回盤からの主なレコード番号(国別に網羅)レコードに入れた曲のカップリング、その他に録音会場の説明などもあり、至れり尽くせりの資料です。

例えば、1955年録音のモーツァルト作曲「フィガロの結婚」エーリッヒ・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニーでは、次の内容が記載されています。
>V086;←ウィーン録音の86番目
Pr: Victor Olof & Eduardo Pedrazzoli (m) Eng: Cyril Windebank (m) ←モノラル録音のプロデューサーPrとエンジニアEng
Pr: Peter Andry (s) Eng: James Brown (s) ←ステレオ録音のプロデューサーとエンジニア
21-27 Jun 1955 Redoutensaal, Vienna ←録音年月日と録音会場
Vienna State Opera Chorus, ←合唱
Vienna Philharmonic Orchestra, Erich Kleiber←オケ・指揮
MOZART Le Nozze di Figaro K492 ←曲目
Alfred Poell (baritone) Count Almaviva ←歌手、以下同じ
Lisa Della Casa (soprano) Countess Almaviva
Hilde Gueden (soprano) Susanna
Cesare Siepi (bass) Figaro
Suzanne Danco (soprano) Cherubino
Hilde Rössl-Majdan (mezzo-soprano) Marcellina
Murray Dickie (tenor) Don Basilio
Hugo Meyer-Welfing (tenor) Don Curzio
Fernando Corena (bass) Doctor Bartolo
Harald Pröglhöf (bass) Antonio
Anny Felbermayer (soprano) Barbarina
(Oct55) LXT5088-91 = (Feb59) SXL2087-90;←(イギリスDecca初出年月)モノラルLP番号、ステレオLP番号
(Jan56) LL1309-12 = XLLA35 = (Sep58) OSA1402, ;←(アメリカLondon初出年月)モノラルLP番号、ステレオLP番号
(Nov89) 417 315.2DM3.;←(初出年月)CD番号

また、エーリッヒ・クライバーのエロイカは、ステレオ録音についての記載があります。
>V080
Pr: Victor Olof & Peter Andry Eng: Cyril Windebank & Gil Went (m),
The stereo tape was wiped at Arthur Haddy’s direction. Roy Wallace (s) ←ステレオ録音をしたマスターテープを消去したこと
11-14 Apr 1955 Grosser Saal, Musikverein, Vienna
Vienna Philharmonic Orchestra, Erich Kleiber
BEETHOVEN Symphony No.3 in E flat Op.55 “Eroica”
(nr ’55) LXT5064, evidently rejected before release,
(Mar59) ACL35; (May59) B19051, (May86) 414 626.2DH.

このような資料は、他のレコード会社の録音にはありません。大変な労力と時間をかけて調査し、作成した資料がpdfファイルでインターネット上に公開されていること、しかも閲覧やダウンロードが自由にできることは素晴らしいことです。
作成したPhilip Stuart(フィリップ・スチュワート)氏に敬意を表します。