養子に出したプレーヤー2015年10月01日

パイオニア製のターンテーブルで組んだプレーヤー
パイオニア製のターンテーブルで組んだプレーヤー。1980年頃、ガラード301に似ているので購入しました。当時もガラードは高くて手が出ない!
ダイレクトドライブですが、クウォーツロックではありません。ピッチコントロール部分が独立しているのでノイズの点で有利、ノイズは皆無です。
大型ストロボが見やすく、ピッチ合わせが楽で重宝しました。ターンテーブルもそこそこ重いため、回転の変動が少ないのが良かったですね。
写真の箱は2代目でヒノオーディオ製でアクリルのダストカバー付きでターンテーブルより高かったです。その後、箱鳴きを抑え、総重量を増すために、内部をセメントで固める大改造!結果、ハウリングはゼロに。
SME-3009用にアームベースを空けてあるので、他のアームでは使えません。ガラードを入手後、使っていなかったが、ご縁があって他家へ養子に。。。今も元気に活動しています。

ポリーニ(P)のショパン ショパンのポロネーズ集2015年10月03日

ポリーニ(P)ショパン ポロネーズ集 Op.26 No.1 No.2 Op.40 No1 No.2 Op.44 Op.53 Op.61 1975年11月ウイーンで録音
今日聴いたレコードの一枚。ポリーニ(pf)が演奏するショパンのポロネーズ集、Op.26,No.1、No.2、Op.40,No1、No.2、Op.44、Op.53、Op.61を1975年11月ウイーンで録音したLPです。1942年1月5日生まれですから、当時33歳と若いですね。
1974年に初来日、その演奏会を聴いてダイナミックだが緻密な演奏は、科学的な趣を感じました。初来日は、満席ではなかったと記憶しています。後年知ったことですが、彼は1960年のショパンコンクールで優勝した後、10年くらい演奏会を控えていた時期にミラノ大学で物理学を学んでいたそうです。何となく納得!

汚れたレコードを連続してかけた後の針先2015年10月04日

ごみがたくさん付着したスタイラス
知人からレコードをクリーニングしても音が歪むという相談を受けて、知人宅へ。カートリッジ(シュアーM-44)の針先を見てビックリ!!
写真はそのときのものです。

クリーニング後の針先2015年10月04日

クリーニング後の針先
ごみがなく綺麗な針先の写真です。何を使用したのでしょうか?
答えは。。。。。
スタイラスクリーナーを使って針先をクリーニングした結果です。カートリッジのメンテナンスで針先のクリーニングは基本中の基本です。
レコード再生する直前に盤面や針先をクリーニングするのは、儀式みたいなことですね。レコードは、聴いている時間よりも保管している時間の方が長いで、この間に音溝についた塵や埃などのごみが取れなくなり、ノイズの原因の一つになります。
私はレコードを1枚聴いたら、必ずレコードと針先をクリーニングします。こうすれば、いつでも綺麗な状態で音楽を聴くことができます。レコードや針の寿命を延ばすことにもなります。一石二鳥です。
なお、スタイラスクリーナーはノン・アルコールの自作品です。大変優れもので、使用するとレコードをかけてもごみが付きにくくなります。また、細かい音も良く出るようになるので、レコードの音溝との接触する面の摩擦係数が小さくなっていると思います。

レコードプレーヤーのムシ2(EMPIRE 4000D/III)2015年10月07日

EMPIRE 4000D/III
久しぶりに、EMPIRE 4000D/IIIでレコードを聴きました。針圧1.0gでレコードを楽々トレースする優れもの。クセのない音質はどんなジャンルでも音楽を楽しめます。弟分の4000D/Iとは明らかに格上です。
さらに、PCOCC-A線で自作したリード線が余すところなく、音楽を再生していますね。しかし、PCOCC-A線は生産完了品です。手持ちがなくなったら、どうしようかと心配です。。。
その頃には、また新しい導線ができるでしょう。

マリア・ジョアン・ピレシュ(P)のモーツァルト ピアノソナタ2015年10月10日

モーツァルト ピアノソナタ マリア・ジョアン・ピレシュ(P)
DENON PCM Recordingのロゴが付いているLP。マリア・ジョアン・ピレシュ(当時はピリスと訳していました。)のモーツァルトピアノソナタのレコードです。購入してから40年くらい経っています。1枚2,500円は当時高かったので、全集は社会人になってから手に入れました。
1974年1月・2月東京イイノホールでの録音。来日し東京でモーツァルトのピアノソナタ全曲の演奏会をおこなっています。

マリア・ジョアン・ピレシュ2015年10月10日

マリア・ジョアン・ピレシュ(LPジャケットより)
マリア・ジョアン・ピレシュは、偶然モーツァルトの演奏会の初日を聴いてすっかり魅了され、残りの演奏会のチケットをその場で購入して演奏会に連夜通いました。
今でも好きなピアニストの一人です。当時20代だと思っていました。生で見るともっと可愛いですが、実際は30歳。でも小柄なためか若く見えました。今では70歳を過ぎましたが、綺麗に歳を重ねています。
それから、手が小さいのが写真からわかります。リストやラフマニノフ等手の大きな作曲家の曲を演奏しないのは、自分がわかっているからだと思いますね。

DENON PCM RECORDING2015年10月10日

DENON PCM RECORDING(LPレーベル、日本コロムビア)
LPレーベルの「DENON PCM RECORDING」のロゴ、日本コロムビアの商標のため、他社は「DIGITAL RECORDING」と表記していました。

真空管オーディオフェア その12015年10月11日

真空管オーディオフェア、試聴会場
真空管オーディオフェア、会場は損保会館です。大部屋をあてた試聴会場では、大型液晶モニターを使ってパワーポイントでプレゼンテーションをしています。これも時代ですね。
来場者は、年々減少しているように感じます。写真でも頭の白い方や光っている方(失礼!)が多く、来場者も高齢化していると思います。
真空管の価格は、ビンテージ球が横ばい(程度のよいものが少なくなった。)で、70年代以降のビンテージ球より新しいものが軒並み高くなっています。真空管アンプの価格も、年々上昇しているので団塊の世代以降は、富裕層しか購入できないように思えます。このままだとオーディオ市場は増々小さくなります。若い人が購入できる価格帯の製品を増やし、市場拡大をはかることは必要だと思います。経済成長にもつながります。なにより、生活にオーディオや音楽等趣味に楽しめるくらいのゆとりは必要ですよね

真空管オーディオフェア その22015年10月11日

真空管アンプと内部配線
日本製のアンプの内部配線は、綺麗でしっかりしています。勿論、部品の空中配線はまずないですね。中国製は、綺麗でも平気で空中配線をする。これは、20年以上前から変わっていません。作り方に対する姿勢は、国民性の違いといってもよいと思います。