外周スタビライザーとディスクスタビライザー2015年09月21日

外周スタビライザーとディスクスタビライザーを併用したマイクロBL-91
反りのあるレコードを再生するときに重宝するのが、レコード用スタビラザーです。スタビライザイーをレコードに乗せるとターンテーブルシートと密着します
。少々の反りがあってもレコードはフラットになります。写真のレコードの中心部分に乗っているのがスタビライザーです。
質量は、軽いもので100g位、重いもので1kgを越えるものがあります。また、鉛や銅などの金属やセラミック、ガラスなど材質も様々です。
スタビライザーを乗せると重心が下がった音になったり、細かい音が良く出て音像が引き締まるなどの音質の変化が色々あります。しかし、音の変化には差があり、はっきり変化する場合もありますし、あまり変化しない場合もあります。
レコードの反りは、プレス時や輸送及び保管状態など原因も定かではありません。レコードによって反りの状態も様々です。軽微な反りならスタビライザーの効果があります。
お椀状の反りは、ひっくり返せば効果がありますが、お椀状ではレコードの周囲は浮いた状態です。また、一部に反りがある通称プロペラには効きません。
こんなときに、外周スタビライザーを乗せると外側から反りを抑えてくれます。通常のスタビライザーを併用すると効果は倍増です。写真は、1980年代のトリオ(現、ケンウッド)製の外周スタビライザーとオーディオテクニカのディスクスタビライザーの組み合わせです。30年以上前の製品ですが重宝しています。プレーヤーも同時代のマイクロ精機製BL-91にSAECの308N(アーム)とアントレーEC-1(MCカートリッジ)の組み合わせです。いずれも20世紀(昭和!)の名品だと思います。
いずれにせよ重いものをコードプレーヤーに乗せるため、使用可能なプレーヤーは限定されてしまいます。あくまで使用は自己責任で。。。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://concert-hall.asablo.jp/blog/2015/10/31/7876816/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。