ユーリー・アレクサンドロヴィチ・エゴロフ ― 2015年09月20日

ベートーベン作曲、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」ユーリー・アレクサンドロヴィチ・エゴロフ(P)サヴァリッシュ指揮フィルハーモニア管弦楽団
ユーリー・アレクサンドロヴィチ・エゴロフ(Youri Aleksandrovich Egorov 1954年5月28日 - 1988年4月16日)は、旧ソ連のピアニスト。オランダに亡命し、西側でゲイであることをカミングアウトしています。14点の録音の1枚。協奏曲は、モーツアルトの第17番と第20番、ブラームスの協奏曲第1番と第2番がありますね。バックは、サヴァリッシュ(Wolfgang Sawallisch)指揮フィルハーモニア管弦楽団です。
演奏の特徴は、音色のコントロールが抜群で、丁寧なタッチでふわっとした柔らかい音色です。フォルテでも音量はありますが、鍵盤を強打しないため刺激的な音を全く出しません。美しく滑らかなレガートは絶品です。また、ペダリングが上手く、浅めのペダルですが、音が柔らかでふわっとした膨らみがありますね。彼に比べたらアルゲリッチは、下品極まりない演奏です。あくまでも私個人の感想ですが。
曲の解釈もしっかりしています。適切なテンポで、動きも少なく、変なアゴーギクもなく、ディナーミクもわざとらしく強調することもありません。楽譜に対して真摯に向き合っている姿勢に好感がもてます。各ピアノの良さを自分の音色として上手く引き出すタイプのピアニストです。ジャケット写真のピアノはスタインウェイ、録音で使ったのもスタインウェイ、でも写真のとは違うもの。
彼の音色とゲイは関係ないと思います。彼の演奏は好みですが、私はゲイではありません。念のために!
ユーリー・アレクサンドロヴィチ・エゴロフ(Youri Aleksandrovich Egorov 1954年5月28日 - 1988年4月16日)は、旧ソ連のピアニスト。オランダに亡命し、西側でゲイであることをカミングアウトしています。14点の録音の1枚。協奏曲は、モーツアルトの第17番と第20番、ブラームスの協奏曲第1番と第2番がありますね。バックは、サヴァリッシュ(Wolfgang Sawallisch)指揮フィルハーモニア管弦楽団です。
演奏の特徴は、音色のコントロールが抜群で、丁寧なタッチでふわっとした柔らかい音色です。フォルテでも音量はありますが、鍵盤を強打しないため刺激的な音を全く出しません。美しく滑らかなレガートは絶品です。また、ペダリングが上手く、浅めのペダルですが、音が柔らかでふわっとした膨らみがありますね。彼に比べたらアルゲリッチは、下品極まりない演奏です。あくまでも私個人の感想ですが。
曲の解釈もしっかりしています。適切なテンポで、動きも少なく、変なアゴーギクもなく、ディナーミクもわざとらしく強調することもありません。楽譜に対して真摯に向き合っている姿勢に好感がもてます。各ピアノの良さを自分の音色として上手く引き出すタイプのピアニストです。ジャケット写真のピアノはスタインウェイ、録音で使ったのもスタインウェイ、でも写真のとは違うもの。
彼の音色とゲイは関係ないと思います。彼の演奏は好みですが、私はゲイではありません。念のために!
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