STAX DA-80 A級ツインモノラルDCアンプ2015年11月02日

STAX DA-80 A級ツインモノラルDCアンプ
しばらく使っていなかったSTAX DA-80の点検をしました。問題なく動作しています。1976年の発売で、発売を待って購入したアンプです。およそ40年前のアンプです。
DA-80に先行してモノラルアンプDA-80Mが、発売しています。2台でおよそ50万円は、高かったですね。当時、休日には雑司ヶ谷にあったSTAX本社へよく通っていました。創業者(社長)の息子で専務?さんから、「発表はまだだけどDA-80 A級ツインモノラルアンプを販売するので、無理してDA-80Mを2台購入しなくても良いのでは、弊社は値引きできないので。」とアドバイスを受けました。
当時からSTAX社は、定価販売が基本で値引きは一切ありません。どのオーディオ店でも同じ値段です。私が購入したのは、クレジット販売の丸井(○1○1のクレジット)で、当時父の勤務先の互助会の指定店で、現金購入なら何でも15%OFFになるため、父に頼んで取り寄せて購入しました。40,000円ちょっとの値引きは、大きかったですね。
A級45W+45WツインモノラルDCアンプ構成は、モノラルアンプ2台を1つのボディに入れただけ。電源ケーブルとスイッチが共通で後は、電源トランスから出力まで完全に独立したモノラルアンプです。
素直で色づけのないハイスピードサウンドは、現代のアンプと比較しても遜色はありません。今時この値段でこれだけの性能のアンプはできないでしょうね。これからも大事に使いたいと思います。
<基本性能>
型式:ステレオパワーアンプ
回路方式:A級動作 DCアンプ
初段FETによるピュア・コンプリメンタリー方式
左右独立±4電源(合計8電源)
実効出力:45W+45W
パワーバンド幅:5Hz~50kHz -3dB(THD 0.1%)
全高調波歪率(8Ω、45W出力時):0.0025%(1kHz)、0.005%(DC~10kHz)
ダンピングファクター:600(1kHz、8Ω)
SN比:100dB以上
入力感度/インピーダンス:0.89V/100kΩ/100pF
周波数特性(1W出力時):DCオペレート・DC~500kHz +0 -3dB、ACオペレート・3Hz~500kHz +0 -3dB
利得:26.3dB
負荷:2Ω以上(音楽再生時)、4Ω以上(テスト時)
スルーレイト:20V/μsec
位相差:+0゜ -3゜(0~10kHz)
クロストーク:-90dB以下(1kHz)
最大入力電圧:50V(AC/DC共)
電源ドリフト:±3mV(±10%)
時間ドリフト:±25mV(スイッチON後、約10分で安定)
温度ドリフト:±10mV(0℃~40℃)
信号源ドリフト:検知不能
使用温度範囲:0℃~40℃
ショート保護回路:2Ω以下で動作
スピーカー保護回路:約±5Vで動作
温度保護回路 トランジスタ・ケース温度:約120℃で動作
アイドリング電流ドリフト、スイッチon後:約130%、スイッチoff後10分:100%
アッテネーター:0dB、-10dB、-20dB、-∞
使用半導体 デュアルFET:2個。デュアルトランジスタ:2個、トランジスタ:27個、ブリッジダイオード:4個。ダイオード:20個
電源電圧:100V/117V、±10%
電源周波数:48Hz~62Hz
消費電力:320W
外形寸法:幅437×高さ163×奥行407mm
重量:19.5kg

続 Decca Classical discography, 1929-20092015年11月02日

sample
Decca Classical discography, 1929-2009のpdfファイル5.4MBをダウンロードして、資料として使っています。
一つ問題があります。pdfファイルを開くため、必要な時にすぐに見られないことです。

パソコンを起動して、ファイルを開き、キーワードを入力し、検索するため、目的の情報に到達するまで時間がかかります。iPadにファイルを入れても同じことで、メリットは持ち運べることです。

一方では紙ベースの方が検索が早いことがわかります。そこで、ファイルを全て印刷しました。片面印刷で1428ページを全て印刷することは、レーザープリンターを使ってもさすがに時間がかかりました。さらに、印刷したページをA4サイズの大きいバスケットに入れ、大型ファイル2冊に綴じ込んで、調べ物などに使えるようにしました。デジタル資料と印刷した資料を併用することで調べる時間が随分短縮され、効率よく調べられます。